小説『82年生まれ、キム・ジヨン』のあらすじを詳しくご紹介!

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チョ・ナムジュさんの小説『82年生まれ、

キム・ジヨン』(原題:82년생 김지영)が

2018年12月6日に発売されました!

 

韓国で累計発行部数130万部を突破し、日本

では2020年10月9日に映画も公開予定のベス

トセラーです。

 

そんな話題の本作ですが、やはりあらすじ

気になりますよね?

 

そこで今回は『82年生まれ、キム・ジヨン』

のあらすじについて詳しくご紹介します!是

非、参考にしてみて下さいね。

 

なお、ネタバレはありませんのでご安心を。

 

『82年生まれ、キム・ジヨン』のあらすじをネタバレなしで!

では早速、『82年生まれ、キム・ジヨン』の

気になるあらすじを、ネタバレなしで見てい

きます!

 

(以下からあらすじ)

 

キム・ジヨン(35歳)は、サラリーマンの

夫と1歳半になる娘の3人でソウル郊外の大

規模な団地に暮らしている。

 

夫の名はチョン・デヒョン。IT関連の中堅

企業に勤めている。

 

ある日、婚家の家族を前にしてジヨンは、

「うちの娘はお盆のごちそう作りが終わ

ると、いつも倒れるんですよ」と、まる

で実家の母の口調で姑に話しかけた。

 

夫には、当時夫を好きだった大学の先輩

の口調で話しかける。

 

凍りつく、周囲の人達。

 

ジヨンは育児ノイローゼなのか?

 

かつて、「男の子だから」という理由で、

5歳下の弟だけを可愛がっていた祖母。

 

当時は、二つしかないお菓子を一つは弟、

一つはジヨンと姉が分け合うというのが当

たり前だった。

 

ジヨンは両親からも関心を向けられること

なく、志望大学の人文学部へ進む。

 

これまで大きな葛藤は感じずに生きてきた

が、社会に出る中で就職の壁が立ち塞がる。

 

何十通も書いた履歴書。働くという喜びを

手にするが、いくら仕事で結果を出しても

先に昇進するのは決まって男。

 

行きたくもない酒宴では、上司のセクハラ

発言に黙って耐え忍ぶ。

 

ジヨンにとって憧れの女性上司は、育児休

暇も取らずに後輩の権利を奪う始末だ。

 

やがて妊娠したジヨンは、「女性は育児に

専念するのが当たり前」という夫や親族の

思い込みに逆らえず、会社を退職する。

 

もう全て終わりなのだという失望感がジヨ

ンの心を覆い尽くしていく…。

 

ある日、実の母親や大学のサークルの先輩

だった女性が「憑依」したかのような感覚

になるジヨン。

 

その人たちが乗り移ったかのように振る舞い

だすようになり、ジヨンは精神科を受診する

ことに。

 

一体、ジヨンの身に何が起きたのか?

 

人生を克明に振り返っていく中で、やがて

「女性の人生に立ちはだかるもの」が浮か

び上がっていく…。

 

(あらすじはここまで)

 

以上、『82年生まれ、キム・ジヨン』の

あらすじを、ネタバレなしでご紹介しまし

た!

 

本作の内容について

「女性たちの絶望が詰まったこの本は、未来

に向かうための希望の書。」

 

松田青子さんがそう語る小説こそが、チョ・

ナムジュさんの『82年生まれ、キム・ジ

ン』です。

 

韓国では130万部を突破したベストセラー

で、チョン・ユミ、コン・ユ共演(キム・ド

ヨン監督)で映画化も決定

 

そんな話題の小説が、この度ついに邦訳刊行

されました!

 

2018年12月6日の発売からハイスピードで重

版され、僅か1カ月で5万部を突破!

 

その反響の大きさから、チョ・ナムジュさん

のトークイベントが、2月19日に都内で行わ

れました。

 

韓国だけではなく、日本でも大きな反響を巻

き起こしていることがよく分かりますよね。

 

そんな今作は、教育、仕事、育児など、人生

において女性が出会う様々な困難や差別が、

実に克明に描かれています。

 

主人公は、キム・ジヨンという33歳の女性。

受診した精神科で聞き取った話をカルテにし

た形で構成されているとのこと。

 

幼少期の「1982〜1994」、中学から大学入学

までの「1995〜2000」、大学から社会人に

かけての「2001〜2011」、そして、直近の

「2012〜2015」と、物語の各章がジヨンの

人生の節目ごとに区切られています。

 

また、本作にはキム・ジヨンの父、夫、職場

の同僚、担当医など数多くの男性が登場する

のですが、夫以外の男性には名前がないのも

大きな特徴です。

 

ちなみに、「キム・ジヨン」というのは82

年生まれの韓国人女性の中で最も多い名前

だそうですね。

 

そんなよくある名前を持つキム・ジヨンの

体験は、子育てをしている母親を中心に大

きな共感を呼びました。

 

一方、「あまりにも男性を悪く描いている」

と、男性にはいささか不評なようですね。

 

ですので、『82年生まれ、キム・ジヨン』

は、特に女性の方こそ共感できる小説では

ないでしょうか。

 

著者紹介

チョ・ナムジュ

 

1978年、ソウル生まれ。梨花女子大学社会

学科卒。

 

大学卒業後は放送作家として、社会派番組

のトップである「PD手帳」「生放送・今日

の朝」等で、時事・教養プログラムを10年

間担当する。

 

2011年、長編小説『耳をすませば』で文学

トンネ小説賞に入賞し、文壇デビュー。

 

2016年、『コマネチのために』でファンサ

ンボル青年文学賞受賞。

 

『ヒョンナムオッパへ』(タサンブックス)

というフェミニズムをテーマにした短篇集

に、「ヒョンナムオッパへ」が収録されてい

る。

 

2017年8月、『82年生まれ、キム・ジヨン』

で「第四十一回今日の作家賞」受賞し、大

ベストセラーとなる。

 

2018年に、『彼女の名前は』(タサンブッ

クス)を刊行。

 

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斎藤真理子(サイトウマリコ)

 

翻訳家。『カステラ』で第一回日本翻訳大賞

を受賞。

 

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※この書籍が刊行された当時に掲載されて

いたデータです。

 

『82年生まれ、キム・ジヨン』の感想をたっぷりと!

新しい本を読む時って、他の方の感想が気に

なりますよね?

 

そこで、Amazonや楽天などに投稿されてい

る感想の中から、特に印象的だったものをご

紹介します!

 

なお、感想もネタバレなしです。

 

(以下から感想)

 

■この作品がベストセラーになる韓国が羨ま

しいですね。

 

この本に描かれている事は、多くの女性が

日常的に直面し、打ちのめされ感覚が麻痺

し、それが普通になってしまう程の絶望で

す。

 

日本でも多くの人に読まれるといいな。

 

====================

 

■最近の女性の悩みを理解するには、是非

ともオススメの一冊です。

 

悲しい内容ですが、その分過去から現代を

巡る女性の悩みを抱いた本とも言えます。

 

お互いの事情を理解し、誰もが生きやすい

社会をつくるのが望ましいと思うので、男女

問わず読んでほしいです。

 

====================

 

■この本は決して男性を罵倒する内容でもな

ければ、本格的なフェミニズム本でもありま

せん。

 

82年生まれのジヨンさんの人生が、カルテと

いう形で描かれているだけ。

 

ただ、ジヨンさんの人生を通して、今まで

自覚できなかった女性だからこそ経験する

小さな差別や社会の不合理に気付き、深く

胸に刺さり共感しました。

 

女性なら一度は読んで欲しいですね。

 

====================

 

■この作品が社会現象になるということは、

韓国の方が日本よりも男女格差の問題に向

き合っているのかもしれないですね。

 

淡々として極めて抑制的な文体。統計データ

なども紹介しつつ進んでいく物語は、まるで

ノンフィクションのよう。

 

それでいて、主人公の心情や出来事の描写も

見事で、すっかり引き込まれて一気に読んで

しまいました。

 

男性である私が読んでも不快になることは無

かったです。この内容で怒る人の感覚は、私

はちょっと理解できないですね。

 

あと、巻末の伊藤順子さんの解説も、秀逸で

読み応えがあります。

 

====================

 

■私は女性ではありませんが、この本の話と

幼い頃に家族や大人たちに聞いた話がほとん

ど同じだったので、すごく共感しました。

 

この本に拒否感を感じた方は、自分とその

周りを見つめ直してみてはどうでしょうか。

男性の方にもオススメしたい一冊です。

 

====================

 

■私は82年生まれです。この作品に出てくる

女性達が経験したほとんどのことは、日本

の多くの女性の経験とも同じだと思います。

 

東京医科大や順天堂大学医学部の入試におけ

る女子差別問題。

 

これらの問題に、何か少しでも感じた人には

大きく響く小説だと思います。

 

分量もそれほど多くないですし、翻訳が良い

ので本当に読みやすい。

 

なのでもし、この小説に少しでも興味のある

方は読んでみて下さい。

 

(感想はここまで)

 

【著作権上の問題により、感想は意味を変

えず書き直しさせて頂いています。】

 

【投稿者の方のお名前は、伏せさせていた

だきます。】

 

いかがでしたか?

 

今回は、ネタバレなしでご紹介しました。

 

『82年生まれ、キム・ジヨン』を購入され

た方の感想が、あなたの参考になれば幸い

です!

 

書籍情報

『82年生まれ、キム・ジヨン』

発売日: 2018年12月6日

著者: チョ・ナムジュ

翻訳: 斎藤真理子

出版社: 筑摩書房

発行形態: 単行本

ページ数: 192p

ISBNコード: 9784480832115

 

おわりに

今回は、チョ・ナムジュさんの小説『82年生

まれ、キム・ジヨン』の詳しいあらすじや、

本の内容についてご紹介しました!

 

韓国でベストセラーとなり社会現象を巻き起

こした本作は、まさに必見の内容!

 

日本で映画も公開されますし、今後ますます

話題になる一冊だと思います…!

 

ちなみに、私が普段使用している電子書籍サ

イトは31日間の無料トライアルがあり、本作

をはじめ様々な書籍が読めるので重宝してい

ます♪

 

無料トライアルはこちら

 

あらすじを読んだあなたも、この機会に本作

を読んでみてはいかがでしょうか?

 

では、最後までこの記事をご覧いただき、

本当にありがとうございました!

 

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