2020年本屋大賞受賞『アーモンド』のあらすじを詳しく!

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2019年7月11日に発売された、ソン・ウォン

ピョンさんの韓国小説『アーモンド』。

 

アーモンド(扁桃体)が普通の人よりも小さ

い高校生・ユンジェ。

 

「かわいい怪物」と呼ばれた彼の人生を描い

た作品で、この度2020年本屋大賞 翻訳小説

部門第1位を受賞しました!

 

韓国では40万部を突破するほど話題の本作で

すが、やはりあらすじが気になりますよね?

 

今回は、本屋大賞受賞作『アーモンド』の気

になるあらすじを詳しくご紹介します!是非

参考にしてみて下さいね。

 

なお、ネタバレはありませんのでご安心を。

 

本屋大賞受賞『アーモンド』の気になるあらすじは?

では早速、本屋大賞受賞作『アーモンド』の

あらすじをネタバレなしで見ていきます!

 

(あらすじは以下から)

 

これは、“怪物と呼ばれた少年が、愛によっ

てその人生を変えていく物語…。

 

アーモンド、つまり扁桃体が普通の人よりも

小さい高校生のユンジェ。

 

16歳の彼は、怒りや恐怖といった感情も持ち

合わせていない…。

 

15歳を迎えた時に、自分の目前で祖母と母が

通り魔に襲われたことがあったが、その光景

もただ見つめるだけであった。

 

そんな感情が理解できない彼に対して、母は

「喜」「怒」「哀」「楽」「愛」「悪」「欲」

を丸暗記させる。

 

そうすることで、息子を何とか“普通の子”に

見えるように育ててきたのだ。

 

しかし、ある事件によって母が植物状態にな

り、ユンジェは孤独な状況に身を置かれるこ

とになる。

 

そんな中、ユンジェの前にゴニという少年が

現れる。

 

ユンジェとは対象的に激しい感情を持った、

もう一人の“怪物”。

 

ゴニとの出会いにより、やがてユンジェの人

生は大きな転機を迎えるが…。

 

「ばあちゃん、どうしてみんな僕のことを変

だって言うの?」

 

「人っていうのは、自分と違う人間が許せな

いもんなんだよ。」

 

2020年本屋大賞 翻訳小説部門第1位受賞作を

あなたも是非…!

 

(あらすじはここまで)

 

以上、本屋大賞受賞作『アーモンド』の気に

なるあらすじをネタバレなしでご紹介しまし

た!

 

著者紹介

●ソン・ウォンピョン

 

映画監督、シナリオ作家、小説家。

 

1979年、ソウルに生まれる。西江大学校で社

会学と哲学を学び、韓国映画アカデミー映画

科で映画演出を専攻する。

 

2001年に、第6回『シネ21』映画評論賞を受

賞。

 

06年に「瞬間を信じます」で、第3回科学技

術創作文芸のシナリオシノプシス部門を受賞

する。

 

16年に自身初となる長編小説『アーモンド』

で、第10回チャンビ青少年文学賞を受賞し、

大きな反響を得る。

 

17年に長編小説『三十の反撃』で、第5回済

州4・3平和文学賞受賞。

 

また、「人間的に情の通じない人間」や「あ

なたの意味」などをはじめ、短編映画の脚本

や演出も行っている。

 

====================

 

●矢島暁子(ヤジマアキコ)

 

翻訳者。学習院大学文学部卒業。

 

高麗大学校大学院国語国文学科修士課程で、

国語学を専攻する。

 

主な訳書に、

 

『世界の中のハングル』

『目の眩んだ者たちの国家』

『韓国人のこころとくらし—「チンダルレの

花」と「アリラン」』

 

など多数。

 

本書『アーモンド』でも訳を担当している。

 

====================

 

※この書籍が刊行された当時に掲載されて

いたデータになります。

 

『アーモンド』の気になる感想をズラッとご紹介!

新しい本を読む時って、他の方の感想が気に

なりますよね?

そこで、Amazonや楽天などに投稿されてい

る感想の中から、特に印象的だったものをご

紹介!

なお、感想もネタバレなしでお届けします。

 

(以下から感想)

 

■感情を持たない「怪物」ユンジェが主人公

の本作。

 

彼を語り手として、物語が進んでいきます。

 

物語自体は淡々と綴られていますが、後半に

驚くべき展開が待っています。

 

皆さんも、アッと驚くと思いますよ。

 

実際に読んだら分かるのですが、本作はまる

でユンジェ自身の「記録」を見ているような

感覚になります。

 

不思議な読書体験をさせてくれた一冊です。

 

====================

 

■主人公のユンジェは、「感情を感じること

ができない」少年。

 

『アーモンド』は、そんな彼をはじめとした

登場人物の性格や関係性が、とてもみずみず

しく描かれていますね。

 

文章自体は淡々としているのですが、読んで

いくとどんどん惹き込まれていくんです。

 

また、『アーモンド』は韓国の方が書かれた

小説でもあります。

 

矢島暁子さんが訳を担当されているのですが

おかげさまで物語にスッと入り込めます。

 

物語の空気感をさらに底上げしている矢島さ

んの訳も、この小説の大きな魅力だと思いま

す。

 

====================

 

■このユンジェという少年は、扁桃体が普通

の人よりも小さいので、感情の起伏が殆どあ

りません。

 

そんな彼を語り手に据えているので、物語は

淡々と進んでいきます。

 

ですが、私にはそれがかえって読みやすく、

様々なシーンの描写がハッキリとイメージで

きました。

 

私は、この『アーモンド』という作品の根底

に流れているのは「愛」だと思います。

 

ユンジェをはじめ、様々な人物の愛の形があ

り、どれもすごく興味を惹かれるんです。

 

この作品に出会えて本当に良かった。

 

私はもう大人ですが、学生の頃に読んだらま

た違った角度で感じる部分もあっただろうな

ぁ。

 

====================

 

■「もし恐怖も何も感じない人がいたら、そ

の人はどうなるのか?」

 

『アーモンド』は、生まれつき感情を持たな

い少年ユンジェの、人との交流を描いた成長

物語です。

 

「感情を持たない」と聞くと、サイコパスな

人物を想像しがちですよね?

 

確かにそういう作品も多いですが、本作は違

います。

 

ユンジェが感情を持たないことが、むしろプ

ラスに展開されていくんです。

 

この辺りはこれまでにない感じの小説だった

ので、興味深く読めました。

 

====================

 

■生まれた時からアーモンド(扁桃体)が小

さい高校生、ユンジェ。

 

「心」を主軸に描いた小説なのですが、こう

いう作品って今どんどん減っていますよね?

 

そんな中、『アーモンド』は私に「心とは何

か?」を考えるキッカケを改めて与えてくれ

た一冊でした。

 

また、ユンジェの成長を通して、

 

・「感情とは何か?」

・「共感すること」

・「愛の形」

 

といったことも考えさせられました。

 

(感想はここまで)

 

【著作権上の問題により、感想は意味を変

えず書き直しさせて頂いています。】

 

【投稿者の方のお名前は、伏せさせていた

だきました。】

 

いかがでしたか?

 

今回は、ネタバレなしでご紹介しました。

『アーモンド』を購入された方の感想が、あ

なたの参考になれば幸いです。

 

書籍情報

●『アーモンド』

発売日: 2019年7月11日

著者: ソン・ウォンピョン

訳: 矢島暁子

出版社: 祥伝社

発行形態: 単行本

ページ数: 267p

ISBNコード: 9784396635688

 

おわりに

今回は、2020年本屋大賞を受賞したソン・ウ

ォンピョンさんの韓国小説『アーモンド』の

あらすじを中心にご紹介しました!

 

本作は、出産を経験されたソン・ウォンピョ

ンが、その際に感じたことがベースとなって

います。

 

物語自体は淡々と流れていきますが、作品を

通して伝えたいのは、やはり「愛」なのでは

ないかと思いますね。

 

韓国、アジアを超えて、世界に通用する文学

小説だと思います!

 

ちなみに、私が普段使用している電子書籍サ

イトは31日間の無料トライアルがあり、様々

な書籍が読めるので重宝しています♪

 

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感想を読んだあなたも、本屋大賞を受賞した

この機会に手に取ってみてはいかがでしょう

か?

 

では、最後までこの記事をご覧いただき、

本当にありがとうございました!

 

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