『ケーキの切れない非行少年たち』のあらすじを詳しく解説!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

『ケーキの切れない非行少年たち』という本

を、あなたはご存知ですか?

 

2019年7月13日に発売された宮口幸治さんの

著書で、「境界知能」の人々に焦点を当てた

内容になります。

 

そんな注目の本作ですが、やはりあらすじ

気になりますよね?

 

今回は、『ケーキの切れない非行少年たち』

のあらすじについて詳しくご紹介します!是

非、参考にしてみて下さいね。

 

なお、ネタバレはありませんのでご安心を。

 

『ケーキの切れない非行少年たち』の気になるあらすじは?

早速、『ケーキの切れない非行少年たち』の

あらすじをネタバレなしで見ていきます。

 

『ケーキの切れない非行少年たち』は、宮口

幸治さんによる著書。2019年7月13日に発売

されました。

 

児童精神科医である宮口さんは、2009年から

発達障害や知的障害を持つ子たちが収容され

る医療少年院に6年間、女子少年院に1年間勤

務していた過去があります。

 

数多くの非行少年と接する中で、宮口さんは

ある一つの事実に気付きます。

 

それは、「反省以前の子ども」が大勢いると

いうこと。

 

認知力が弱くて「ケーキを等分に切る」こと

すらできない子どもが、人口の十数%いる

です。

 

そういった子たちは、知的なハンディを抱え

ているケースがほとんど。

 

しかし、それは軽度なハンディなので、家族

や先生といった身近な大人たちになかなか気

づいてもらえないのです。

 

その結果、対人関係が上手くいかず、勉強も

周りに付いていけなくて非行に走ってしまう

子が多いわけですね。

 

そういう支援が必要な子どもの割合は、全体

の約14%にのぼります。

 

つまり、1クラス35人ならその中の約5人は、

知的なハンディを抱えている可能性があると

いうことですね。

 

知的障害に関しては、正しい知識を持つ先生

がまだまだ少ないのが現状。

 

そんな中、本作の著者である宮口さんは支援

が必要な子どもに向けたトレーニングを5年

間かけて開発し、一定の効果が期待できるま

でになったそうです。

 

本作『ケーキの切れない非行少年たち』は、

支援が必要な「境界知能」の人たちにスポッ

トを当て、彼らを社会生活に導くための実践

的な方法が紹介されています。

 

学習するためには欠かせない「認知機能」

向上させること。それが、本作の主な目的で

す。

 

そのためのプログラムが、かつて宮口さんが

少年院にて学んだことを基にして編み出した

「コグトレ」

 

「コグトレ」は、

 

・お金がかからない

・子どもたちを傷つけない

・1日5分でできる

 

といった特徴を持ち、認知機能の向上をゲー

ム感覚で楽しめるプログラムです。

 

記憶、言語理解、注意、知覚、推論・判断と

いった認知機能を構成する5つの要素。

 

それらの要素に対応する、「覚える」「数え

る」「写す」「見つける」「想像する」の計

5つのトレーニングから成ります。

 

実際に「コグトレ」は、少年院だけではなく

学校現場でも効果的なプログラムだと言われ

ているほど。

 

学校や社会に出ても困らないためにも、本作

『ケーキの切れない非行少年たち』は是非一

度読んでおきたい一冊ですね。

 

以上、『ケーキの切れない非行少年たち』の

あらすじをネタバレなしでご紹介しました!

 

目次

●はじめに

 

●第1章 「反省以前」の子どもたち

 

・「凶暴で手に負えない少年」の真実

 

・世の中のすべてが歪んで見えている?

 

・面接と検査から浮かび上がってきた実態

 

・学校で気づかれない子どもたち

 

・褒める教育だけでは問題は解決しない

 

・一日5分で日本が変わる

 

●第2章 「僕はやさしい人間です」と答え

る殺人少年

 

・ケーキを切れない非行少年たち

 

・計算ができず、漢字も読めない

 

・計画が立てられない、見通しがもてない

 

・そもそも反省ができず、葛藤すらもてない

 

・自分はやさしいと言う殺人少年

 

・人を殺してみたい気持ちが消えない少年

 

・幼児ばかり狙う性非行少年

 

●第3章 非行少年に共通する特徴

 

・非行少年に共通する特徴5点セット+1

 

・【認知機能の弱さ】見たり聞いたり想像

する力が弱い

 

・「不真面目な生徒」「やる気がない生徒」

の背景にあるもの

 

・想像力が弱ければ努力できない

 

・悪いことをしても反省できない

 

・【感情統制の弱さ】感情を統制できないと

認知機能も働かない

 

・ストレス発散のために性非行

 

・“怒り”の背景を知らねばならない

 

・“怒り”は冷静な思考を止める

 

・感情は多くの行動の動機づけである

 

・【融通の利かなさ】頭が硬いとどうなる

のか?

 

・BADS(遂行機能障害症候群の行動評価)

 

・学校にも多い「融通の利かない子」

 

・融通の利かなさが被害感につながる

 

・【不適切な自己評価】自分のことを知ら

ないとどうなるのか?

 

・なぜ自己評価が不適切になるのか?

 

・【対人スキルの乏しさ】対人スキルが弱い

とどうなるのか?

 

・嫌われないために非行に走る?

 

・性の問題行動につながることも

 

・【身体的不器用さ】身体が不器用だったら

どうなるのか?

 

・不器用さは周りにバレる

 

・身体的不器用さの特徴と背景

 

●第4章 気づかれない子どもたち

 

・子どもたちが発しているサイン

 

・サインの「出し始め」は小学2年生から

 

・保護者にも気づかれない

 

・社会でも気づかれない

 

・「クラスの下から5人」の子どもたち

 

・病名のつかない子どもたち

 

・非行化も懸念される子どもたち

 

・気づかれないから警察に逮捕される

 

●第5章 忘れられた人々

 

・どうしてそんなことをするのか理解不能

な人々

 

・かつての「軽度知的障害」は人口の14%

いた?

 

・大人になると忘れられてしまう厄介な人々

 

・健常人と見分けがつきにくい

 

・「軽度」という誤解

 

・虐待も知的なハンディが原因の場合も

 

・本来は保護しなければならない障害者が

犯罪者に

 

・刑務所にかなりの割合でいる忘れられた

人々

 

・少年院にもいた「忘れられた少年たち」

 

・被害者が被害者を生む

 

●第6章 褒める教育だけでは問題は解決

しない

 

・教育で本当に改善するのか?

 

・「この子は自尊感情が低い」という紋

切り型フレーズ

 

・教科教育以外はないがしろにされている

 

・全ての学習の基礎となる認知機能への支

援を

 

・医療・心理分野からは救えないもの

 

・知能検査だけではなぜダメなのか?

 

・「知的には問題ない」が新たな障害を生む

 

・ソーシャルスキルが身につかない訳

 

・司法分野にないもの

 

・欧米の受け売りでは通用しない

 

●第7章 ではどうすれば? 1日5分で日本を変

える

 

・非行少年から学ぶ子どもの教育

 

・共通するのは「自己への気づき」と「自己

評価の向上」

 

・やる気のない非行少年たちが劇的に変わっ

た瞬間

 

・子どもへの社会面、学習面、身体面の三支

 

・認知機能に着目した新しい治療教育

 

・学習の土台にある認知機能をターゲットに

せよ

 

・新しいブレーキをつける方法

 

・子どもの心を傷つけないトレーニング

 

・朝の会の1日5分でできる

 

・お金をかけないでもできる

 

・脳機能と犯罪との関係

 

・性犯罪者を治すための認知機能トレーニ

ング

 

・被虐待児童の治療にも

 

・犯罪者を納税者に

 

●あとがき

 

著者紹介

宮口幸治(ミヤグチコウジ)

 

医学博士、臨床心理士。立命館大学産業社

会学部教授。

 

京都大学工学部を卒業し建設コンサルタン

ト会社に勤務後、神戸大学医学部を卒業す

る。

 

児童精神科医として精神科病院や医療少年

院に勤務し、2016年から現職に就く。

 

「コグトレ研究会」を主宰し、困っている

子どもたちの支援を行っている。

 

※この書籍が刊行された当時に掲載されて

いたデータです。

 

購入された方の感想をズラッとご紹介!

新しい本を読む時って、他の方の感想が気に

なりますよね?

 

そこで、『ケーキの切れない非行少年たち』

を購入された方の感想を、Amazonや楽天な

どのサイトで調べてみました。

 

なお、感想もネタバレなしでお届けします。

 

(以下から感想)

 

■『ケーキの切れない非行少年たち』という

タイトルに衝撃を受けて購入しました。

 

個人的には、感情をペットボトルで表現する

指導法などは、親という立場としてもすごく

勉強になりました。

 

非行に走る少年たちも出会う人が違えば、ま

た違った人生を歩んでいたのかも知れません

ね。

 

私が勤めている会社にも、同じミスを繰り返

す物覚えの悪い人がいます。

 

でも、もしかしたら非行少年たちと同じ症状

を抱えているのではと思い、それを理解しな

がら指導しないといけないと思いました。

 

実は、私の長男のクラスが今荒れ始めていま

す。

 

だから、担任の先生や学年主任の方にも読ん

でいただきたいですね。

 

いつか息子にもこの本の内容を伝えてあげた

いなと思います。

 

====================

 

■本作を読んで、ケーキを等分することがで

きない子どもがいることに驚きました。

 

そして、そういった子たちに対して普通の教

育をするのは無理なんだと理解できました。

 

====================

 

■この本は、少年院にいる子どもたちの認知

課題についてたっぷりと書かれた一冊です。

 

この問題の根本に向き合おうとする著者の姿

勢は、評価に値しますね。

 

今の時代は、発達障害療育や不登校に対して

苦手を避けてあるがままを受け入れるという

風潮が強いですよね。

 

ですが、果たしてそれが問題の解決になって

いるのかという疑問が浮かんできます。

 

「子どもの意志や自己決定を尊重する。」

 

それが子どもの権利の基本になるのは確か。

 

でも、周りから負の刺激を受け続けた非行

少年をはじめとした「境界知能」の人たち

の気持ちを尊重することが、果たして正し

いのか?

 

そんなことを考えさせられる一冊でした。

 

また、本作にある認知トレーニングの有効

性については、幅広い現場での実績を期待

したいと思います。

 

(感想はここまで)

 

【著作権上の問題により、感想は意味を

変えず書き直しさせて頂いています。】

 

【投稿者の方のお名前は、伏せさせていた

だきました。】

 

いかがでしたか?

 

今回は、ネタバレなしでご紹介しました。

 

『ケーキの切れない非行少年たち』を購入さ

れた方の感想が、あなたの参考になれば幸い

ですね。

 

書籍情報

『ケーキの切れない非行少年たち』

発売日: 2019年7月13日

著者: 宮口幸治

出版社: 新潮社

発行形態: 新書

ページ数: 192p

ISBNコード: 9784106108204

 

おわりに

今回は、『ケーキの切れない非行少年たち』

の気になるあらすじや、本の内容についてご

紹介しました。

 

「境界知能」の人たちにスポットを当てた本

作は、学校や社会に出て困らないためにも一

度目を通しておきたい一冊ですね!

 

ちなみに、私が普段使用している電子書籍サ

イトは31日間の無料トライアルがあり、本作

をはじめ様々な書籍が読めるので重宝してい

ます♪

 

無料トライアルはこちら

 

あらすじを読んだあなたも、この機会に是非

手に取ってみてはいかがでしょうか?

 

では、最後までこの記事をご覧いただき、

本当にありがとうございました!

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。