小松左京さんのSF小説『復活の日』。
現在流行している新型コロナウイルスの世界
的な感染拡大から本作を想起する方が増え、
今再び注目を集めている作品です。
1964年の刊行から55年以上も経つ本作。
やはりあらすじが気になりますよね?
今回は、小松左京さんの小説『復活の日』の
気になるあらすじを詳しくご紹介します!是
非、参考にしてみて下さいね。
なお、ネタバレはありませんのでご安心を。
小説『復活の日』の気になるあらすじは?
では早速、小松左京さんの小説『復活の日』
のあらすじをネタバレなしで見ていきます。
(あらすじは以下から)
吹雪のアルプス山中で、ある小型機が墜落。
傍にあったのは、引き裂かれたジェラルミン
製トランクの破片。
その中には、生物化学兵器として開発された
「MM-88菌」があった…。
MM菌は、感染後70時間以内に生体の70%に
急性心筋梗塞を引き起こし、残りも全身マヒ
で命を落とすほどの菌である。
雪解けが始まり、季節は春。
ヨーロッパを走行中の俳優が、突如心臓麻痺
で死亡するという事故が発生する。
その後、各地で不可思議な死亡事故が多発。
菌の恐怖が、猛烈な勢いで世界を覆い始めた
のだ。
このままでは、人類は滅亡してしまう…。
そんな中、「最後の砦」と言われている場所
があった。
1万人ほどが暮らす「南極基地」である。
だが、南極にも菌の恐怖が忍び寄り…。
超大国の負の遺産である「戦略核兵器」によ
り迫りくる、人類滅亡のカウントダウン。
果たして人類は、この未曾有の恐怖から生き
残ることができるのか!?
(あらすじはここまで)
以上、『復活の日』のあらすじをネタバレな
しでご紹介しました!
ここまであらすじを読んだあなたなら、物語
の続きが気になりますよね?
本作の更に詳しい情報は、以下のリンクから
見れますよ。
話題作なので、売り切れない内にどうぞ!
著者紹介
●小松左京(コマツサキョウ)
小説家。1931年、大阪府に生まれる。京都大
学文学部卒業。
様々な職を経験した後、62年に作家としてデ
ビュー。
74年に『日本沈没』で、第27回日本推理作家
協会賞受賞。
85年に『首都消失』で、第6回日本SF大賞受
賞。
日本のSF界の黎明期から活動し、現在まで数
々の作品を発表。
その多大なる活躍から、星新一・筒井康隆と
共に「SF御三家」と称される。
2011年7月、この世を去る。
※この書籍が刊行された当時に掲載されて
いたデータになります。
小説『復活の日』の感想をたっぷりとご紹介!
新しい本を読む時って、他の方の感想が気に
なりますよね?
そこで、Amazonや楽天などに投稿されてい
る『復活の日』の感想の中から、特に印象的
だったものをたっぷりとご紹介します!
(以下から感想)
■パンデミックを描いた本作の内容が、昨今
のコロナウイルスにリンクするという声が多
く、私自身興味を惹かれました。
50年以上前の小説ということもあり、作中の
時代設定は60年代。
そんな昔の作品にもかかわらず、現代にも通
じるリアルな描写が随所にあります。
まるで、世界のどこかで現在起きていること
を克明に描写したのではないかと思うほど。
著者の小松左京さんは、日本を代表するSF作
家だそうですね。
この機会に他の作品も読んでみたいです。
====================
■時は、1960年代の冷戦下。
化学兵器として開発された「MM-88菌」を
積んだ小型機が墜落し、菌が漏れ出るところ
から物語は始まります。
この「MM-88菌」、正確にはウイルスでは
ないのですが、症状は風邪と瓜二つ、そして
存在の不透明さからワクチンが開発できない
という恐ろしい特性をもっています。
やがて人類がほぼ滅亡し、生き残った人たち
にも数年後にある困難が…。
風と症状が似ていることやワクチンがまだな
いことは、現在の社会情勢とあまりにも酷似
していますよね。読んでいて恐怖を覚えまし
た。
ただ、本作の根底に流れているのは、実は小
松左京さんの人類に対する深い愛なんです。
特に、吉住の南極から旅立つ前夜の場面は感
動しますよ。
『復活の日』は、小松さんのSF作品の中でも
指折りの名作です。
====================
■私は『復活の日』を読んで、小松左京さん
の想像力の豊かさや先見の明に驚きました。
55年以上前の作品ですので、当然パソコンや
スマホなどはありません。
作中で出てくるアマチュア無線は、今で言う
ところのSNSでしょうか。
そんな一昔前の作品にもかかわらず、生活の
様子は現在とさほど変わらないことに驚愕。
足りない要素と言えば、JリーグやSNSぐら
いでは?
パンデミックに苦しむ現代をまるで予言した
かのような本作ですが、だからこそ今読むべ
きだと思って私は手に取りました。
叶うなら、これを2020年にアップデートした
作品も読んでみたいですね。
====================
■『復活の日』は、一晩寝ずに読みました。
あまりにも物語に熱中したので、変な夢を見
てしまったほどです(汗)
人類滅亡がどんどん進んでいく展開は、現在
の私たちの世界と否が応でもリンクしますよ
ね。
「現実もお先真っ暗なのでは?」と、絶望感
に駆られます。
とは言え、2020年の今だからこそ読むべきだ
とも思うんです。
非常に重たい内容ですが、皆さんもどうか諦
めずに読んでみて下さい。
====================
■生物化学兵器として秘密裏に開発されてい
た、「MM-88菌」。
そんな危険な化学兵器が、雪解けとともに世
界中の人たちを恐怖に陥れていきます。
人類滅亡に向かっている過程はあまりにもリ
アルで、思わず鳥肌が立ちました。
人間の「智」を結集して作られた化学兵器が
人類滅亡の引き金になる本作。
人間の優れた頭脳は平和を生み出すこともあ
れば、時に恐怖や争いも生み出す。
「では、私たちの将来は…?」
『復活の日』を読むと、そんな問いかけをし
てみたくなります。
(感想はここまで)
【著作権上の問題により、感想は意味を変
えず書き直しさせて頂いています。】
【投稿者の方のお名前は、伏せさせていた
だきました。】
いかがでしたか?
『復活の日』を購入された方の感想が、あな
たの参考になれば幸いです。
書籍情報
●『復活の日』
発売日: 2018年8月24日
著者: 小松左京
レーベル: 角川文庫
出版社: KADOKAWA
発行形態: 文庫
ページ数: 464p
ISBNコード: 9784041065815
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おわりに
今回は、小松左京さんの小説『復活の日』の
詳しいあらすじや、本の内容についてご紹介
しました!
「人類滅亡」をテーマに描いた本作。
「菌」という未曾有の恐怖から、現在流行し
ている新型コロナウイルスを想起する方も多
いはず。
55年以上も前の作品がこうして注目を浴びる
のは、まさに昨今の社会情勢を反映している
と言えますね。
あらすじを読んだあなたも、この機会に本作
を読んでみてはいかがでしょうか?
では、最後までこの記事をご覧いただき、
本当にありがとうございました!