宮部みゆき『さよならの儀式』を購入した方の感想をご紹介!

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宮部みゆきさんの小説『さよならの儀式』が

2019年7月11日に発売されました!

 

親子の救済、30年前の自分との出会い、仲良

しのロボットとの別れ等、全部で8編の作品

が収録されています。

 

そんな本作ですが、やはり気になるのは感想

ですよね?

 

そこで今回は、宮部みゆきさんの『さよなら

の儀式』を購入された方の感想をご紹介しま

す!是非、参考にしてみて下さいね!

 

なお、ネタバレはありませんのでご安心を。

 

宮部みゆき『さよならの儀式』の感想はコチラ!

では早速、宮部みゆきさんの『さよならの儀

式』の感想を見ていきます!

 

今回は、Amazonや楽天などのサイトに投稿

されている、購入された方の感想をご紹介し

ます!

 

なお、感想もネタバレなしでお届けします。

 

(以下から感想)

 

■宮部みゆきさんと言えば長編物語の名手で

すが、今作を読むと短編の名手でもあること

を実感できるほどオススメの一冊です。

 

実は私自身、宮部さんの長編は最後まで読ん

だことがありません。

 

物語がどれも非常に長いのに加え、なぜここ

まで細部にこだわって全ての登場人物を描く

のか理解出来なかったからです。

 

しかし、本作は違いました。

 

物語の本筋を凝縮して表現しているので、主

人公の人生を感動的に描写しているのです。

 

本の帯に書いてある通り、今作は全8編いず

れも感動的な作品ばかり。

 

特に、1つ目の「母の法律」は、養父母につ

いて規定した「マザー法」の問題点を鋭くえ

ぐった短編です。

 

養父母の内、どちらかが死亡するか養父母が

離婚した場合に、養子は施設に戻すというこ

とを、「マザー法」は規定しています。養母

を養子による家庭内暴力から守るためでしょ

うね。

 

また、骨相学上養子は、養父母と似ている子

どもを選ぶのが当然であることも。

 

こうした物語から、「マザー法」が問題を抱

えた制度だということがよく分かります。

 

養母の死後に施設に戻された子どもたちが受

ける、理不尽な社会的差別。

 

それを見事に描いたこの短編は、もはや社会

批判を基に書かれた一つの作品ですね。

 

他の短編も見事な展開で、宮部みゆきさんの

鋭い洞察力には感服いたしました。

 

■私は宮部みゆきさんの作品、物語、文章が

好きです。

 

何より、彼女の作品の登場人物って真っ当に

生きているから、それが良いんですよね。

 

今作はどの短編も素晴らしかったですが、個

人的には「戦闘員」がお気に入りです。

 

仕事と子育てを終えて、パートナーを見送り、

一人で真っ当に生きている主人公が思いもよ

らないものと戦っていく…。

 

年をとる寂しさもありつつ、それでもここか

ら生きていくんだという強い意志が感じられ

て、勇気をもらいました。

 

「模倣犯」のおじいさんのように、宮部さん

の作品には、年齢を超えて真っ当に生きるご

く普通の人びとが物語を動かしますよね。

 

読み終わるのが惜しいと思えるほどの著者で

す。

 

■今作『さよならの儀式』の全8編を通して

私は現代社会に対する戸惑いのようなものを

感じました。

 

宮部みゆきさんと言えば、その時代における

問題点に鋭い考えでメスを入れてきたお方。

 

犯罪を憎みつつも、その裏には人への愛情を

感じる作品も多いですよね。私自身もそんな

宮部みゆき作品が好きな一人です。

 

「なぜ、今回の殺人が起こったのか?」

「なぜ、ここまで監視社会が進むのか?」

「人とロボットはどう共存するのか?」

 

そんな疑問に対する答えは、宇宙人だと言う

宮部さん。

 

これは、世の中の複雑な進歩に対する戸惑い

やクエスチョンが感じられ、正直スッキリと

はしないですね。

 

■私はSF小説はあまり得意ではないのですが

今作『さよならの儀式』は1日で読み終わり

ました。

 

なので、SFが苦手な人でも楽しめるかと思い

ます。

 

家庭内で起こる身近な物語、自身の生き方に

関する問題、高齢化社会といった現代の社会

問題などが題材となっています。

 

私としては「保安官の明日」が一番面白かっ

たですね。

 

宮部みゆきさんの最高傑作ではないですが、

軽めのSF短編はどれも標準以上に面白くて

楽しめました。

 

(感想はここまで)

 

【著作権上の問題により、感想は意味を

変えず書き直しさせて頂いています。】

 

【投稿者の方のお名前は、伏せさせていた

だきました。】

 

いかがでしたか?

 

以上、『さよならの儀式』の感想をご紹介

させていただきました!

 

ここまで感想を読んだあなた、物語の続き

が気になりますよね?

 

『さよならの儀式』の更に詳しい情報は、

以下のリンクから見れますよ。

 

話題作なので、売り切れない内にどうぞ!

 

『さよならの儀式』のあらすじ(全8編)

●【母の法律】

虐待を受けている子供とその親を救済する、

「マザー法」。しかし、この奇蹟の法律でも

救えないものがあった…。

 

●【戦闘員】

孤独な老人の日常に忍び寄る、侵略者の影。

今、覚醒の時が訪れる。

 

●【わたしとワタシ】

「やっぱり、タイムスリップしている!」

ある日、45歳のわたしの前に中学生のワタシ

が現れて…。

 

●【さよならの儀式】

長きに渡り共に暮らしてきた、ロボットと若

い娘。二人の最後の挨拶が描かれる。

 

●【星に願いを】

妹が体調を崩したこと、駅で起こった無差別

殺傷事件。これらは全て、「おともだち」の

仕業なのか?

 

●【聖痕】

調査事務所を訪れた依頼人の話によると、

元「少年A」は、ネット上にて人間を超越

した存在になっており…。

 

●【海神の裔】

明治日本のとある小さな漁村。海の向こう

から「屍者」のトムさんがやってきたこと

から物語は始まる。

 

●【保安官の明日】

「誘拐事件発生です。」保安官の無線がパト

ロール中に鳴った。しかし、なぜか道をいつ

も間違えてしまう…。

 

著者紹介

●宮部みゆき(ミヤベミユキ)

 

小説家。1960年、東京都に生まれる。

 

87年に「我らが隣人の犯罪」で、オール讀

物推理小説新人賞を受賞し、デビュー。

 

89年『魔術はささやく』で、日本推理サス

ペンス大賞受賞。

 

92年『龍は眠る』で、第45回日本推理作家

協会賞、同年『本所深川ふしぎ草紙』で、

第13回吉川英治文学新人賞受賞。

 

93年『火車』で、第6回山本周五郎賞受賞。

 

97年『蒲生邸事件』で、第18回日本SF大賞

受賞。

 

99年『理由』で、第120回直木賞受賞。

 

2001年『模倣犯』で、第55回毎日出版文化

賞特別賞、第5回司馬遼太郎賞、第52回芸術

選奨文部科学大臣賞をそれぞれ受賞する。

 

07年『名もなき毒』で、第41回吉川英治文

学賞受賞。

 

08年に英訳版『BRAVE STORY』で、The

Batchelder Awardを受賞。

 

※この書籍が刊行された当時に掲載されて

いたデータになります。

 

書籍情報

●『さよならの儀式』

発売日: 2019年7月11日

著者: 宮部みゆき

出版社: 河出書房新社

発行形態: 単行本

ページ数: 416p

ISBNコード: 9784309028071

 

おわりに

今回は、『さよならの儀式』という宮部みゆ

きさんの小説の感想や、本の内容についてご

紹介しました!

 

宮部みゆきさんの新境地とも言える、心揺さ

ぶられる8つの短編。

 

SFが苦手な方でも楽しめるのではないかと

思いますね。

 

感想を読んだあなたは、『さよならの儀式』

を是非読んでみては?

 

では、最後までこの記事をご覧いただき、

本当にありがとうございました!

 

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