隠れキリシタンの慟哭!新潮文庫『守教』のあらすじを詳しく!

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帚木蓬生(ははきぎほうせい)さんによる小

『守教』(しゅきょう)。

 

2020年3月28日に待望の文庫本(新潮文庫)

が上下巻で発売されました!

 

戦国時代から開国に至るまで、隠れキリシタ

ンたちがどのような歴史を歩んできたかを壮

大なスケールで描いた歴史巨編です。

 

待望の文庫化となった本作ですが、やはり気

になるのはあらすじですよね?

 

そこで今回は、新潮文庫『守教』の上下巻の

あらすじを詳しくご紹介します!是非、参考

にしてみて下さいね。

 

なお、ネタバレはありませんのでご安心を。

 

新潮文庫『守教』のあらすじを詳しく!

早速、帚木蓬生さんの文庫本『守教』の気に

なるあらすじを見ていきます!

 

上巻のあらすじと下巻のあらすじに分けて

ネタバレなしでご紹介します。

 

【『守教』上巻のあらすじ】

ここは、九州筑後領にある高橋村。

 

この小さな村に住む大庄屋と百姓たちは、キ

リスト教信仰を守るために命を捧げている。

 

「貧しい者に奉仕するのは、神に奉仕するこ

とに同じである。」

 

イエズスのこの言葉が村の人々の心に深く刻

まれ、生きる活力を生み出していたのだ。

 

自らの存在を認めてくれたこの教えに殉じる

ことを決めた百姓たち。

 

僅かな希望を抱き、キリシタンとなった。

ロザリオも作った。

村を訪れた宣教師のミサにも耳を傾けた。

 

そして、織田信長をはじめ、時の権力者たち

も祈りを奨励している。

 

「信仰は広がり、時代は変わる。」

 

そう思えた矢先、本能寺の変で織田信長が横

死。

 

やがて、キリシタンに暗雲が忍び寄り…。

 

戦国から開国、そして明治に至る長き日々。

 

緑豊かな日も厳しい雪の日も人々は絶えず祈

り、信じた教えに涙を流す人々がいた…。

 

【『守教』下巻のあらすじ】

本能寺の変で織田信長が倒れたことで、禁教

の嵐が吹き荒れる日本。

 

密告の恐怖、凄惨な拷問、眼前で行われる磔

刑。

 

過酷な状況に対し、村々を束ねる大庄屋は煩

悶する。

 

棄教か殉教か?

隠れることは正しいのか?

 

「人には命より大切なものがあるとです。」

 

そう決意した一人の男の殉教に、止まらない

涙。

 

「我々はなぜ信仰するのか?」

 

そう気持ちが揺らぐこともあった。

 

しかし、キリシタンの弾圧に屈しなかった者

たちがいた。

 

江戸時代が終わるまで潜教し続けた福岡県の

「今村信徒」。

 

動乱の時代の中、彼らが信仰し続けたものと

は…!?

 

(あらすじはここまで)

 

以上、文庫本『守教』の気になるあらすじを

ネタバレなしでご紹介しました!

 

著者紹介

帚木蓬生(ハハキギホウセイ)

 

小説家、精神科医。1947年、福岡県に生まれ

る。東京大学仏文科卒業。

 

東京大学卒業後はTBSに勤務。その後、九州

大学医学部を卒業する。

 

93年に『三たびの海峡』で、吉川英治文学

新人賞受賞。

 

95年に『閉鎖病棟』で、吉川英治文学新人

賞と山本周五郎賞受賞。

 

97年に『逃亡』で、柴田錬三郎賞受賞。

 

2010年に『水神』で、新田次郎文学賞受賞。

 

11年に『ソルハ』で、小学館児童出版文化賞

受賞。

 

12年に2部作『蠅の帝国 軍医たちの黙示録』

『蛍の航跡 軍医たちの黙示録』で、日本医

療小説大賞受賞。

 

13年に『日御子』で、歴史時代作家クラブ賞

作品賞受賞。

 

18年に『守教』で、吉川英治文学賞受賞と中

山義秀文学賞を受賞。

 

現在は、精神科医を務めながら執筆活動を継

続している。

 

※この書籍が刊行された当時に掲載されて

いたデータになります。

 

書籍情報

『守教』(上)

発売日: 2020年3月28日

著者: 帚木蓬生

レーベル: 新潮文庫

出版社: 新潮社

発行形態: 文庫

ページ数: 480p

ISBNコード: 9784101188287

 

『守教』(下)

発売日: 2020年3月28日

著者: 帚木蓬生

レーベル: 新潮文庫

出版社: 新潮社

発行形態: 文庫

ページ数: 496p

ISBNコード: 9784101188294

 

おわりに

今回は、帚木蓬生さんの小説『守教』の気に

なるあらすじや、文庫本の内容についてご紹

介しました!

 

キリシタンたちは時に密告し、時に殉教する

など、戦国から開国に至るまで懸命に生きて

いたのですね。

 

キリスト教を広めるために日本を訪れた神父

は、いずれも高い志を持った方たち。

 

数多くの神父の中でも、物語の前半に登場す

アルメイダ神父が私は特に好きですね。彼

の温かい言葉は今でも心に残っています。

 

後半は弾圧や処刑など残酷で生々しい描写も

あり、読んでいて胸がつぶれる思いに…。

 

しかし、彼らの「信仰」という名の火は決し

て消えない。

 

その想いの強さが連綿と受け継がれて今日の

キリスト教があると思うと、非常に感慨深い

ものがありますね。

 

日本におけるキリシタンの歴史。それを知る

には、本作はこの上ない作品だと思います。

 

あらすじを読んだあなたも、文庫本となった

この機会に是非手に取ってみてはいかがでし

ょうか?

 

ちなみに、私が普段使用している電子書籍サ

イトは31日間の無料トライアルがあり、本作

『守教』をはじめ、

 

『閉鎖病棟』

『受難』

『信仰と医学』

 

など、帚木蓬生さんの過去の作品もたっぷり

と読めるので重宝しています!

 

無料トライアルはこちら

 

『守教』と合わせて是非チェックしてみて下

さい!

 

では、最後までこの記事をご覧いただき、

本当にありがとうございました!

 

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