珠玉のアート小説『たゆたえども沈まず』のあらすじを詳しく!

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原田マハさんの小説『たゆたえども沈まず』

の文庫本が、2020年4月8日に発売されまし

た!

 

『ジャガイモを食べる人々』

『ひまわり』

『星月夜』

 

など、大胆な色使いで日本でも高い人気を誇

る天才画家フィンセント・ファン・ゴッホ。

 

本作はそんなゴッホの画家人生を、弟のテオ

と日本人画商・林忠正たちとの出会いを交え

て描いた、珠玉のアート小説です。

 

この度待望の文庫本が刊行されましたが、

はりあらすじが気になりますよね?

 

そこで今回は、『たゆたえども沈まず』文庫

本のあらすじを詳しくご紹介します!是非、

参考にしてみて下さいね。

 

なお、ネタバレはありませんのでご安心を。

 

文庫本『たゆたえども沈まず』の気になるあらすじは?

早速、文庫本『たゆたえども沈まず』の気に

なるあらすじを、ネタバレなしで見ていきま

す!

 

(あらすじは以下から)

 

時は19世紀後半の、1886年。

 

フランスをはじめヨーロッパの美術界にジャ

ポニズムブームが到来した頃である。

 

栄華を極めたパリの美術界。ここに、ある日

本人の男がいた。

 

男の名は、林忠正。

 

流れるようなフランス語を操り、重吉という

助手と共に浮世絵を売っていた。

 

一方、放浪の末にパリに住む画商の弟・テオ

の家に転がり込んだ、一人の無名画家。

 

彼こそが後に天才画家と呼ばれる、フィンセ

ント・ファン・ゴッホである。

 

そんな中、野心に燃える忠正と重吉は、日本

に憧れるゴッホと、兄を献身的に支える画商

のテオとの運命の出会いを果たす。

 

やがてその出会いが、”世界を変える一枚”を

生み出していく…!

 

誰もが知る天才画家・ゴッホの、誰も知らな

い真実。

 

日本人画商・林忠正との出会いを描いた、珠

玉のアートフィクションが始まる…!

 

(あらすじはここまで)

 

以上、原田マハさんの文庫本『たゆたえども

沈まず』のあらすじをご紹介しました!

 

著者紹介

原田マハ(ハラダマハ)

 

小説家、キュレーター、カルチャー・エッセ

イスト。

 

1962年、東京都に生まれる。関西学院大学文

学部および早稲田大学第二文学部卒業。

 

馬里邑美術館、伊藤忠商事を経て、森ビル森

美術館設立準備室に勤める。森ビル在籍時に

ニューヨーク近代美術館に派遣され、同館に

て勤務。

 

その後独立し、フリーのキュレーター、カル

チャーライターへと転身。

 

2005年に「カフーを待ちわびて」で、第1回

日本ラブストーリー大賞を受賞し、作家デビ

ューを果たす。

 

12年、アンリ・ルソーの代表作「夢」にまつ

わるアートミステリー『楽園のカンヴァス』

で、第25回山本周五郎賞受賞。

 

17年に『リーチ先生』で、第36回新田次郎

文学賞受賞。

 

※この書籍が刊行された当時に掲載されて

いたデータになります。

 

『たゆたえども沈まず』の感想をズラッとご紹介!

新しい本を読む時って、他の方の感想が気に

なりますよね?

 

そこで、Amazonや楽天などに投稿されてい

る感想の中から、特に印象的だったものをご

紹介!

なお、感想もネタバレなしでお届けします。

 

(以下から感想)

 

■私は幼少期に、父からゴッホやゴーギャン

の絵画が載っている児童書を見せてもらった

ことがあります。

 

その際に父は、「画家は、死んでからその作

品が初めて評価されて世に知れ渡るんだ。」

と言いました。

 

それを聞いた時私は、「画家は自分の絵が評

価されたことを知らずに死んでしまうのか。

だったら、なぜ絵を描くのだろう?」と疑問

に思ったんです。

 

『たゆたえども沈まず』を読んでいると、そ

んな過去の思い出が蘇ってきました。

 

私にとって本作は、原田マハ作品の中で3番

目に読んだ小説。

 

普段は登場人物や描かれた作品を調べながら

小説を読むのですが、今回も同じような読み

方をしました。

 

舞台は、19世紀後半。

 

印象派がようやく認められるようになった時

代ですね。日本の浮世絵がヨーロッパで話題

にもなりました。

 

そんな浮世絵の影響を受けたと言われている

のが、ポスト印象派のゴッホ。

 

ゴッホや林忠正など実在の人物が登場し、様

々なアート作品が出てきます。

 

史実に基づいたアート小説ではありますが、

中には小説ならではの創作部分も。

 

正直、これが真実であってもおかしくないく

らい、物語が完成されています。

 

この辺りは、原田マハさんの知識量やみずみ

ずしい表現力の高さを感じましたね。お見事

です。

 

====================

 

■私は正直、ゴッホという画家が好きではあ

りませんでした。

 

これまで彼の作品を遠ざけていたのですが、

原田マハさんが書かれたこの作品に興味を持

ち、読んでみることに。

 

すると、ページをめくるたびに私の中のゴッ

ホのイメージがどんどん変化していったんで

す。

 

海外のみならず日本でも人気のゴッホ。

 

『たゆたえども沈まず』は、彼の根底に流れ

る川の長さと深さを体感できる小説でした。

 

====================

 

■私自身ゴッホは大好きな画家なので、原田

マハさんが書かれたこの小説が読めるのを心

待ちにしていました。

 

19世紀のパリの素晴らしい街並みが、読んで

いるとすごく伝わってきますね。

 

魂を削りながら絵を描く兄・ゴッホと、彼を

献身的にサポート弟・テオ。

 

この兄弟愛には、感動せずにいられません。

 

また、日本人画商・林忠正と助手の重吉にも

必見ですね。

 

====================

 

■私は特に、ゴッホと弟のテオとの関係性が

好きです。

 

温かく、儚く、そして苦しい感情が渦巻いて

います。

 

そんな二人を見ていると、どうか救われてほ

しいと願わずにいられません。

 

天才画家と名高いゴッホですが、苦しい時期

も多かったはず。

 

逆を言えば、苦しい時期があったからこそ生

み出せた絵もあるのではないでしょうか。

 

読めば読むほど奥深い小説で、これをきっか

けにゴッホのことをもっと知りたくなりまし

た。

 

====================

 

■パリを舞台にした本作は、まさしくパリの

美術館巡りにピッタリな一冊。

 

原田マハさんと言えば、『ジヴェルニーの食

卓』や『楽園のカンヴァス』などが有名です

よね?

 

本作『たゆたえども沈まず』も史実をベース

にしたフィクションですが、相変わらずの構

成力の高さに感動を覚えます。

 

ノンフィクションの名手が鹿島茂さんなら、

フィクションの名手は原田マハさんでは?

 

次回作も楽しみにしております。

 

(感想はここまで)

 

【著作権上の問題により、感想は意味を変

えず書き直しさせて頂いています。】

 

【投稿者の方のお名前は、伏せさせていた

だきました。】

 

いかがでしたか?

 

今回は、ネタバレなしでご紹介しました。

 

『たゆたえども沈まず』を購入された方の

感想が、あなたの参考になれば幸いです。

 

書籍情報

『たゆたえども沈まず』

発売日: 2020年4月8日

著者: 原田マハ

レーベル: 幻冬舎文庫

出版社: 幻冬舎

発行形態: 文庫

ページ数: 456p

ISBNコード: 9784344429727

 

おわりに

今回は、原田マハさんの小説『たゆたえども

沈まず』のあらすじや、文庫本の内容につい

てご紹介しました!

 

2018年本屋大賞ノミネート作品である本作。

 

『たゆたえども沈まず』というタイトルは、

16世紀から存在するパリ市の紋章にある標語

から。

 

「どんなに強い風が吹いても、揺れるだけで

沈みはしない。」という意味が込められてい

ます。

 

誰もが知る天才画家・ゴッホと日本人画商・

林忠正の間には、非常に深い信頼と絆があっ

たのですね。

 

それを知るだけでも、この作品を読む価値は

大いにあると思います。

 

あらすじを読んだあなたも、文庫本となった

この機会に手に取ってみてはいかがでしょう

か?

 

ちなみに、私が普段使用している電子書籍サ

イトは31日間の無料トライアルがあり、本作

『たゆたえども沈まず』をはじめ、

 

『楽園のカンヴァス』

『リーチ先生』

『キネマの神様』

 

など、原田さんの過去の作品もたっぷりと読

めるので重宝しています♪

 

無料トライアルはこちら

 

『たゆたえども沈まず』と合わせて是非チェ

ックしてみて下さい!

 

では、最後までこの記事をご覧いただき、

本当にありがとうございました!

 

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