名著『忘れられた日本人』の感想をたっぷりとご紹介!

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1984年5月16日に岩波文庫から発売された、

宮本常一さんの『忘れられた日本人』。

 

日本各地の民間伝承を調査してきた宮本さん

による、伝承者(古老)たちの生き様を記し

た一冊です。

 

そんな本作ですが、やはり感想が気になりま

すよね?

 

今回は宮本常一さんの『忘れられた日本人』

の感想をたっぷりとご紹介します!是非、参

考にしてみて下さいね。

 

『忘れられた日本人』の気になる感想をご紹介!

早速、宮本常一さんの『忘れられた日本人』

の気になる感想を見ていきます。

 

今回は、Amazonや楽天などに投稿されてい

る感想の中から、特に印象的だったものをた

っぷりとご紹介します!

 

(以下から感想)

 

■私たちとは全く違った生活を送っていた、

古老たち。

 

『忘れられた日本人』は、そんな古老たちを

民俗学でお馴染みの宮本常一さんが調査した

一冊です。

 

・古老たちが持つ役割

・日夜続く会議

・性に対する開放性

 

今の時代では考えられないことばかりですが

当時はそれが正しいとされてきたのでしょう

ね。

 

私たちは海外に行くと、文化や考え方の違い

を必ず実感しますよね?

 

そこで感じたことが自分の成長につながるわ

けですが、私はこの本にも同様の効果がある

と思うのです。

 

つまり、同じ日本でも人が寄り付かない辺境

の地に行けば、文化や考え方の違いを感じる

ということです。

 

宮本さんは、昭和14年以来日本の民間伝承を

調査してこられた方。

 

決して遠い過去ではない時代の文化を見てい

ると、日本人の暮らしや考え方の変化に驚か

されます。

 

短期間でここまで変化するのですから、民俗

学をはじめとした調査活動は今後も重要にな

りそうですね。

 

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■かつて農村や漁村に暮らしていた人たちの

真の姿が詰まった本作。

 

今までの常識がガラッと変わる内容に、爽快

感すら覚えるほど!

 

私自身も田舎で生まれ育ったのですが、これ

までこの手の話を聞いたことがありません。

 

「人には言えない文化があったのか?」と、

疑問に思うほどでした。

 

この本に記されているかつての日本人の姿は

明るくもあり、暗くもあり、卑猥であり、そ

して地味。

 

でも、なぜか自分の心に染み渡るんです。

 

その感覚が嬉しくて、つい夢中になって読ん

でいました。

 

『忘れられた日本人』は民俗学の本ですが、

その分野について知らなくてもハマると思い

ますよ。オススメです。

 

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■重たい内容の本かと思いきや、割と肩の力

を抜いて読めました。

 

・やしない子の存在

・よそ者が居着くこと

・旅人を気軽に泊めること

・夜這い

 

現代では非効率なことばかりですが、そこに

は辺境の地ならではの理由があります。

 

つまり、人が寄り付かない農村や漁村におけ

る生活を、上手く循環させるための仕組みな

のではないかと。

 

そこには、古老たちの心の広さもどことなく

感じられますよね。

 

私たちから見ると辺境の地の生活は、不便で

抑圧的で幸せそうには見えないかもしれませ

ん。

 

ですが、私自身は本書を読むことでその先入

観がかなり変わりました。

 

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■この本で紹介されているのは、歴史の表舞

台に出てこない人たち。

 

そんな彼らの生活が克明に記されています。

 

現代を生きる我々とは、暮らしや時間の流れ

がまるで違うのですね。

 

もう、昔の田園風景や豊かな自然は見られな

いのかなぁ…。

 

『忘れられた日本人』を読んでいると、そん

なことも感じられます。

 

====================

 

■個人的に印象に残ったのは、「土佐源氏」

に関する話。

 

古老ならではの卑猥な話かと思いきや、ラス

トまで読むと「恋」が描かれていることに気

が付きます。

 

この辺りの展開は、おみそれしました。

 

また、ほかの古老たちのインタビューも、ま

るで一つの物語のように感じられますね。

 

(感想はここまで)

 

【著作権上の問題により、感想は意味を変

えず書き直しさせて頂いています。】

 

【投稿者の方のお名前は、伏せさせていた

だきました。】

 

いかがでしたか?

 

以上、『忘れられた日本人』の感想をご紹介

させていただきました!

 

ここまで感想を読んだあなたなら、本の続き

が気になりますよね?

 

本作の更に詳しい内容は、以下のリンクから

見れますよ。

 

話題作なので、売り切れない内にどうぞ!

 

目次

・対馬にて

・村の寄りあい

・名倉談義

・子供をさがす

・女の世間

・土佐源氏

・土佐寺川夜話

・梶田富五郎翁

・私の祖父

・世間師

・文字をもつ伝承者

 

著者紹介

●宮本常一(ミヤモトツネイチ)

 

民俗学者、農村指導者、社会教育家。

 

1907年、山口県周防大島に生まれる。天王寺

師範学校卒業。

 

綿密なフィールドワークと分析による生活の

実態に根ざした研究を行い、「宮本民俗学」

と呼ばれる新たな領域を開拓する。

 

81年に、この世を去る。

 

書籍情報

●『忘れられた日本人』

発売日: 1984年5月16日

著者: 宮本常一

レーベル: 岩波文庫

出版社: 岩波書店

発行形態: 文庫

ページ数: 334p

ISBNコード: 9784003316412

 

おわりに

今回は、『忘れられた日本人』の感想や、本

の内容についてご紹介しました!

 

著者の宮本常一さんは、1939年(昭和14年)

以来、日本各地の民間伝承を調査してこられ

た方です。

 

辺境の地で文化を築き上げてきた伝承者(古

老たち)の生き様を記した本作。

 

混迷を極める現代だからこそ、日本人の歴史

を民俗学を通して学ぶ必要があると感じまし

た。

 

感想を読んだあなたも、この機会に「宮本民

俗学」を学んでみてはいかがでしょうか?

 

では、最後までこの記事をご覧いただき、

本当にありがとうございました!

 

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